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2023.02.27
昭和という時代では、「亭主関白」が当たり前でした。
「女性は男性よりも3歩下がってついていくもの」といった価値観が当然だったのです。
「男性が女性を守るために」といった意味もあるようですが、実際は男性側を立てるといった意味合いが強かったと考えられます。
しかし、現代では違います。
結婚生活も男女平等の精神で暮らしていくことがスタンダードとなりつつあるのです。
そればかりか、「男性が尻に敷かれる結婚生活の方が良い」といった価値観が強まっているようにも感じます。
尻に敷かれる結婚生活の方が家庭円満になる理由
最近よく尻に敷かれている男性を見ませんか?
「いやーウチはお小遣い制だからさぁ」といった会社員もかなり多いですよね。
なかには家計だけでなく、子育ての方針やマイホーム購入、車の購入といった大事な選択を女性主導で話を進める家庭も多くなってきています。
しかし、決してそれが悪いわけでなく、むしろそうすることで家庭円満になっているケースが多いように思います。
一体なぜ男性が尻に敷かれる結婚生活の方が家庭円満になりやすいのでしょうか?
家事や育児に男性を協力させることができる
夫婦なのですから、家事や育児も夫婦で協力して行うのは当然ですが、まだまだ現代の日本には「家事や育児は女性が行うもの」といった価値観が残っています。
特に亭主関白の家庭の場合、「仕事で稼いできているから子育てと家事は任せた」と言う状態になりやすい傾向にあります。
しかし、男性が尻に敷かれているケースでは、「お風呂掃除とゴミ出しお願いね」と女性が自然と指示を出せる関係なので、ワンオペになりにくいのです。
時折男性を立てることで男としてのプライドを保つように暮らしていけば、非常に効率の良い家事や育児が可能となるわけです。
大喧嘩に発展しない
男性が尻に敷かれているケースでは、夫婦が大喧嘩をするといったことに発展しません。
女性が怒っているときに、「ごめんな」と素直に謝ることができるのです。
基本的に女性は自分の主張をしっかりと聞いてくれれば良いと言うスタンスが多いので、無理に言い争わない尻に敷かれた男性の方が平和に解決できます。
たいていは、女性が冷静になった後に「さっきは強く言い過ぎてごめんね」と謝罪し、「大丈夫だよ」と男性が答え、論理的に解決に向けた話を進めていくことになるはずです。
女性の方が家計のやりくりが上手
男性は女性と比べると収集癖が強かったり、見栄を張って奢ったりするなどしてしまうので、家計をうまく回すのが苦手な人が多いですよね。
「ついつい趣味にお金を使いすぎてしまった」といったケースも多いものです。
しかし、女性の場合は、手元にあるお金をどのように振り分けてどのようなペースで使っていけばやりくりできるかをしっかりと計算できる人が多い傾向にあります。
それゆえに、男性が尻に敷かれていて家計を奥さんがやりくりするといった形の方が家庭円満になりやすいのです。
これは、狩りをしていた時代の名残(本能)であるとも考えられます。
男性は狩りに出かけ、獲物を頑張って狩ってきますが、女性は狩ったものや自分たちで拾った木の実などをなるべく日持ちさせるように計算しながら暮らしていました。
そういった名残があるので、現代でも手元にあるものをやりくりする適性は、女性の方が高いことが多いのです。
女性の方が病気などに強く持続力が高い
仕事の場合は、1週間のうち5日程度働き、体を休ませる休日が2日程度ありますよね。
しかし、家事や育児といった家庭の仕事は365日行う必要があります。
男性は胃腸が弱い人が多かったり、風邪をひきやすかったりするなど、基本的に女性と比べて体が弱い傾向にあります。
それゆえに、女性が主導で家庭を回したほうがうまくいく可能性が高いのです。
男性はどちらかと言えば短時間に大きな力を発揮するタイプの人が多いので、何かあったときにスポットで力を発揮してもらう方がうまくいきやすいといえます。
女性は爆発力はありませんが、長時間作業を持続する力があるので、より家庭向きだといえます。
男性が尻に敷かれている方が「大きな力が欲しい時に女性がピンポイントで使いやすい」ので、家庭がうまく回るのです。
今回は、「尻に敷かれる結婚生活の方が家庭円満になりやすい理由」についてお話ししました。
・家事や育児に男性を協力させることができる
・大喧嘩に発展しない
・女性の方が家計のやりくりが上手
・女性の方が病気などに強く持続力が高い
すべての夫婦に当てはまるわけではありませんが、現代では男性が尻に敷かれている方が家庭円満になる傾向にあるようです。
これから婚活をして結婚を目指す人はぜひ参考にしましょう。