トップ > ブログ
2022.10.10
恋愛と言えば、ドキドキするような男女関係でいられることが幸せで、一緒にいてドキドキしない恋愛は「よくない恋愛」と感じてしまいがちです。
しかし、ドキドキしない恋愛は幸せな結婚ができる条件の1つと言えるかもしれません。
そこには、恋愛と結婚生活の違いが大きく関連しています。
ドキドキする恋愛のデメリット
相手のことを狂おしいほど好きになる恋愛は、人生に彩りを与えてくれますが、結婚には向かないといえます。
ドキドキする恋愛がなぜ結婚に向かないのか、その理由を挙げてみましょう。
自分をコントロールできず疲れてしまう
相手のことを好きになると、次第に自分自身の心をコントロールできなくなってしまいます。
早く寝なきゃいけない日も相手のことを考えてしまい寝られなかったり、他の異性にとられてれてしまうのではと言う心配もしてしまいます。
好きでドキドキしているだけでもパワーを使いますが、会っていない時間も考えることが多くなるので精神的にも疲れてしまうのです。
疲れてしまうと、仕事にも身が入らなくなってしまいますし、相手に対して優しくしようと言う余裕も持てず悪循環に陥ってしまう可能性もあるのです。
好きの気持ちが徐々に下がってしまう
ドキドキする恋愛は、その時点が一番感情のピークとなるので、時間が経てば自然とドキドキ感は少なくなっていきます。
生物学的には、3年ほどで恋愛ホルモンが減少してしまうと考えられているので、ドキドキしなくなるのはほぼ避けることができないといえます。
特に結婚した後は、相手の全てを毎日知ることとなるので、新鮮味がなくなりときめく事はかなり少なくなるはずです。
しかし、心臓の鼓動が激しくなるほどドキドキした経験があると、その感情を基準に考えてしまいがちなので、「昔はもっと好きだったんだけどな」とマイナスに捉えてしまう可能性も高まるのです。
一気に好きと言う気持ちが高まると、冷めるのも早いと言うケースも多かったりします。
穏やかに程良い好きと言う感情を持っている方が幸せが長く続きやすいと言えるでしょう。
ドキドキしない恋愛が幸せな結婚生活に向いている理由
ドキドキ感があることで、恋愛自体の幸福感は高まりますが、前述した通り「結婚」と言う視点で考えるとあまり良いとは言えません。
それゆえに、婚活をする上では「ドキドキしない人」と交際した方が幸福な結婚生活が送れる可能性が高いとも考えられます。
スキンシップして嫌悪感を感じる異性の場合は結婚には向きませんが、スキンシップをとっても嫌悪感を感じない異性であればドキドキする異性よりも相性が良いと判断できます。
安心して暮らすことができる
ドキドキしすぎない異性の場合、自然な距離感で接することができるので安心して暮らしていくことができます。
変に気を使うこともなく楽しく過ごせますし、自分らしくいられる時間が長くなるでしょう。
不安と言う感情は生きる上で感じたくないもので、数十年一緒にいる相手に安心感を持てなければ人生の幸福度が大きく下がってしまうと言うことに他なりません。
無理をする必要がない
過剰なドキドキ感がないと言う事は、無理に自分をよく見せようとしなくてもOKと言う事でもあります。
愛情はお互いがお互いを思い会うことで育まれますが、そこにドキドキ感は必要ありません。
相手側の方が愛情が少し強いくらいが、幸せに生きるためにはちょうど良いと言えるのかもしれません。
「好き」と「欠点が見えてくる」の振り幅が小さい
好きと言う気持ちが大きければ大きいほど、相手を美化してしまう傾向にあります。
ドキドキするほど相手を好きになってしまうと、冷静に相手のことが判断できなくなるので、欠点があっても気がつかないのです。
前述した通り、3年ほどすれば恋愛ホルモンは減少し、自然にドキドキ感は薄れていきます。
まるで魔法が解けるように視野が広くなっていき、今まで見えていなかった欠点が見えてきてしまうのです。
もともとドキドキ感を感じていなければ、冷静に相手の欠点も把握した上で結婚をすべきか判断ができるはずです。
今回は、「ドキドキしない恋愛が幸せな結婚生活に向いている理由」についてお話ししました。
・安心して暮らすことができる
・無理をする必要がない
・「好き」と「欠点が見えてくる」の振り幅が小さい
結婚は大好きな人とした方が良いと思っている人もいますが、一概にそうとは言い切れないのが人生の面白いところです。
ドキドキしない相手(スキンシップをとっても嫌悪感を感じない相手と言う条件あり)の方が意外と幸せな結婚生活を送れたりするものです。
ぜひこれらを参考にして婚活を進めてみてはいかがでしょうか?