神戸 三宮 結婚相談所 ヴェルヴェーヌ マリッジ
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2022.05.30
一昔前と比べると結婚に対して消極的な人が増えている時代ではありますが、真剣に婚活をしている人も依然として多いのも現実です。
しかし、実際に婚活をしてみるとわかりますが、やはり男性側からのアピールが弱く交際に発展しないケースも多々あります。
「女性は男性からのアピールを受けるもの」言うスタンスでいると、婚期を逃してしまう可能性も大きくなってしまう時代ともいえます。
草食系男子は明らかに増えている
平成の後期から、「草食系男子」と言う言葉がよく使われるようになりましたよね。
異性に対してガツガツした印象ではなく、異性に執着せずに自分ひとりでも楽しく暮らせてしまう草食系男子は確実に増えてきています。
・恋愛の優先度が低い
・女性と話したいと言う欲求もあまり高くない
・絶対に成功できると確信した時だけ告白する
・没頭できる趣味がある
若年層になればなるほどこういった特徴を持つ男性は多くなっていると言えるでしょう。
その要因となっているのは以下のようなことが考えられます。
・女性の社会進出により強い女性が増えた
男尊女卑であった昭和や平成初期の頃とは違い、女性が積極的に社会進出をするようになり、男女平等が当たり前の世の中になりつつあります。
・価値観の多様化によって「男は強くなければいけない」と言う価値観が薄れてきている
一昔前までは「男の子なんだから」と言う言葉が母親の口からよく発られていましたが、徐々にそういったセリフも聞かなくなってきました。
・ひとりでも幸せに生きていける時代となった
ひとりで楽しめる趣味を作りやすくなっていて、生活に関わるあらゆるサービスを低料金で利用できる世の中になっているので、「ひとりでも楽しく生活できる時代」となってきています。
・結婚するリスクが上がってきている
「結婚=安定」といった昔のイメージは大きく変わってきています。
もともと不景気だった世の中に新型コロナウィルスの蔓延が重なったことで、経済的な不安を感じる人が急増しています。
多くの男性が、「自分の年収では子供を作る事はおろか、結婚することもリスキーである」と考えるようになってきているのです。
・社会のネット日によってバーチャルな世界で人と繋がれる（寂しくない）
世界中とインターネットで繋がれる時代であり、今後はあらゆるものもネットにつながっていきます。
ひとりで暮らしていても、世界中の人とコミュニケーションが取れる世の中ゆえに、結婚するメリットが薄れてきています。
これらの要因を踏まえると、この「男性の草食化」は今後も続いていくことが予想できます。
女性からアピールすることもときには重要
これまでの婚活では、男性から真剣交際を申し込み、女性がそれを受けると言うのが自然な流れでした。
しかし、近年では前述したように男性の装飾家によって男性から真剣交際を申し込まない（申し込めない）ケースが増えているのです。
「自分のことを結婚相手として見てくれるかどうか不安」
「そもそも交際を受け入れてくれるのか不安」
こういった感情に陥ってしまう男性が多いのです。
価値観も似ていて外見的にも好み、それでいて安定した職業に就いている男性であっても、交際に発展しないことが起こり得るわけです。
女性としては、「受け身」と言うこれまでのスタンスでは婚期を逃してしまう可能性もあるので、時に自分から交際の意思を伝えると言う選択肢もありだと言えるでしょう。
これは決してその男性が頼りないと言うわけではなく、そういった時代であると認識すべきなのです。
「男らしさ」の重要度を下げてみよう
令和と言う時代では、「男らしさ」と言うポイントを重要視するのはリスクのあることなのかもしれません。
30代以上の女性の多くは、そういった価値観が意識の中にあるはずです。
しかし、前述したように現代では「男らしく女性を守る」と言う価値観は男性の中で薄れてきており、「女性と協力して幸福な環境を作り上げる」と言う価値観へ変化しています。
婚活をする上で、「男らしさ」の重要度を少し下げるだけでも、婚活がスムーズに進んでいくようになるのかもしれません。
今回は「女性側から真剣交際に進む意思があることを伝えると言う選択肢」についてお話ししました。
男性の草食化は10年ほど前から着実に進んでいます。
しかし、それは決してマイナスであるわけではなく、男女が協力をして生きていく世の中になったと言うことなのです。
「男性は強くあるべき」と言う価値観を持っている女性は、その価値観を修正して婚活を進めてみてはいかがでしょうか？
場合によっては、女性側から真剣交際の意思を伝えると言うのも「あり」だと言えるでしょう。