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2022.04.18
皆さんは「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」と言う脳内物質を知っていますか?
「最近ネットなどでよく耳にするようになった」と言う人も多いかもしれません。
いつでもどこでもインターネットから情報を引き出せるようになった現代では、一昔前であれば専門的だった用語なども耳にしやすくなりました。
この「オキシトシン」は、分泌されることで幸福感を得ることができるので、結婚後もこのホルモンが分泌できる環境なのかというのが、長く幸せを感じながら暮らすために重要なのです。
オキシトシンとは?
オキシトシンは9個のアミノ酸で構成されていて、脳の視床下部で生産され脳下垂体から分泌される物質です。
「幸せホルモン」と呼ばれているこのオキシトシンの効果を挙げてみましょう。
・幸福感を得られる
・ストレスが軽減される
・意欲や集中力が向上する
・気持ちを落ちつかせてくれる
・ポジティブ思考になれる
このように、まさに幸せになるための最強のホルモンとも言える効果を期待できるのです。
特にこのオキシトシンは、恋愛中や結婚生活、子供やベッドなどを飼っている人が得られやすい環境であるとされています。
そういった環境の人がオキシトシンの効果を得られやすいのは、「オキシトシンが分泌されるシチュエーション」に秘密があります。
オキシトシンが分泌されると言われているシチュエーション
高い幸福感を得られるオキシトシンは、以下のようなシチュエーションの時に多く分泌されると言われています。
・スキンシップを取る
恋愛中や結婚生活、子供やペットなどがいる環境下では、必然的にスキンシップを取る機会が増えますよね。
この「スキンシップを取る」と言う行為そのものが、オキシトシンの分泌を促すと考えられているのです。
・友人や家族、恋人との会話
オキシトシンは、スキンシップだけでなく「親しい人との会話」でも分泌されると考えられています。
したがって、友人と頻繁に会って遊んだり、恋人や家族と頻繁にコミュニケーションをとっている人は、高い幸福度が得られやすいのです。
・香りを楽しむ
意外なことに香緒里もオキシトシンを分泌させると考えられています。
アロマオイルや、香水など生活に取り入れている人は、それだけで幸福度を上げることができるのです。
ドーパミンも高い効果があるが、長期間効果が続かないと言うデメリットがある
「幸せホルモン」と呼ばれる物質の中には、「ドーパミン」と言う物質も存在します。
ドーパミンを分泌させることで意欲が高まったり幸福度を高めることができるので、人生を幸福に生きるためにはとても重要な存在だといえます。
しかし、長い期間(一生)幸福に生きていくためには、やはりドーパミンよりもオキシトシンが分泌されるような環境を作ることが重要です。
なぜならば、「ドーパミンは長続きしないから」です。
また、結婚生活を長く続けることで、ドーパミンが分泌されること自体が減少してしまうので、長期的に考えると幸福度が得られにくいといえます。
オキシトシンの場合は、日常生活で配偶者や子供、ペットなどと会話をしたりふれあうだけで分泌するので、安定した幸福感を得られやすいのです。
そういった意味でも、夫婦で出かけるときに手をつなぐと言うのは非常に幸福につながる行為だと言えるでしょう。
今回は、結婚後いつまでも幸福でいるために重要な「オキシトシン」を分泌させる暮らし方についてお話ししました。
・オキシトシンは「幸せホルモン」と呼ばれ、幸福感やストレス軽減、集中力向上などの効果が期待できる
・ドーパミンも同じような効果を期待できるが、その効果が長続きしない性質があるので、結婚生活にはオキシトシンを分泌させることが重要
・「スキンシップを取る」「友人や家族、恋人との会話」「香りを楽しむ」いったシチュエーションでオキシトシンは分泌される
婚活を進めていく中で、このようなシチュエーションを日常的に行えるかを判断基準にすると、人生を幸福に生きていける確率が高まるかもしれません。
ぜひ今後の婚活の参考にしてみていただければ幸いです。