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2022.01.10
どれだけ結婚前にラブラブであっても、たいていの夫婦は結婚生活の中でケンカをしてしまうものです。
夫婦のケンカはよくあることですぐに解決すると言う意味の「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言う諺がありますが、実際にはしっかりとその都度仲直りしておかないと徐々に心の溝が生じてしまうものです。
長い年月幸福に暮らしている夫婦は、意外と『ケンカの仲直りのルール』と言うものを決めている場合も多かったりします。
婚活で出会った異性と順調に交際を続けていたとしても、結婚後ケンカする事は十分にあり得るので、事前に仲直りのルールを決めておきましょう。
結婚すると相手の嫌な部分が見えてきてしまうもの
恋愛期間中は、デートの時だけ相手と過ごすパターンが多いので、あまり相手のプライベートな部分が見えないものですが、結婚するとそういった見えなかった部分を必然的に見ることとなります。
・衣類を脱ぎっぱなしなどのだらしなさ
・慣れから来る言動のキツさ
・家事等への協力性
・お金に関する価値観の違い
こういった原因がどうしても目につきやすいためケンカに発展してしまう確率は必然的に高まってしまうものです。
結婚前の交際中に『ケンカの仲直りルール』を作っておく
結婚前であっても、多くのカップルが何度かケンカをしてしまうものです。
また、ケンカまでいかなくても、意見の違いなどから契約なムードになってしまう事はありますよね。
そんな時は良い機会だと捉え、積極的に『仲直りのルール作り』をおこないましょう。
・違う場所に移動し頭を冷やした後に『同じ空間に戻る』
ケンカによって関係が悪化してしまう場合、大抵が「自分の感情コントロールできずヒートアップしてしまう」と言うことが原因となります。
お互いに好きで恋愛を始めたわけですから、よほどの理由がない限りは心から嫌いになることはできないはずです。
ケンカをした瞬間は、頭に血が上っている状態なので『違う場所に移動する(相手が見えない状態にする)』と言うことが重要です。
しかし、ここでポイントなのが、『仲直りするために必ず同じ空間に戻る』と言うことです。
時間が解決するケンカの種類もありますが、放置してしまうと危険なケンカも数多くあります。
そういったリスクを回避するためにも、一定期間離れ頭を冷静にしてから2人の空間に戻り、もう一度話し合うことが重要です。
いちど場所を離れ冷静になれているので、仲直りできる確率はかなり高まることでしょう。
・必ずお互いの悪かったことをひとつずつ言う
深刻なケンカに発展してしまう場合、怒りと謝罪の割合が「100対0」になってしまいがちです。
人間には自分自身を正当化したいと言う意識(自己正当化バイアス)がありますので、自分の主張をまくし立ててしまいがちです。
しかし、事前に「ケンカ中であっても態度や言動など自分が悪い部分を必ずひとつ言う」と言うルールを作っておくと、「100対0」の感情を和らげ「90対10」、「80対20」と言う状態にもっていく事ができます。
お互いが「100対0」の心理状態でぶつかれば、ケンカが悪化してしまうのは当たり前です。
必ず「さっきの言葉は言い過ぎた」「私も〇〇をしたのは悪いと思ってる」とひとつでも悪いと思っていることを言うようにしましょう。
・ケンカの後はおいしいご飯を食べに行くかお互いの好きなものを買う
ケンカの程度がそこまで大きくなければ、少し遠目のレストランに時間をかけて向かいおいしい料理を食べると言うルールを作るのもオススメです。
時間がたつことによって冷静になれますし、おいしい食事をすることで一気に仲直りができるはずです。
もしも一緒に食事に行けない位大きなケンカとなってしまったら、「後でお互いの好きなものを買って渡す」と言う方法がお勧めです。
相手に何かを貰ったりしてもらったら自分も返したくなる『返報性の原理』が働くので、仲直りできる可能性が高まることでしょう。
今回は、結婚前に必要な『ケンカの仲直り』のルール決めについてお話ししました。
・違う場所に移動し頭を冷やした後に同じ空間に戻る
・必ずお互いの悪かったことをひとつずつ言う
・喧嘩の後はおいしいご飯を食べに行くかお互いの好きなものを買う
ここで挙げた仲直りの方法はあくまでも例に過ぎません。
カップルごとに『仲直りのルール』を事前に決めておくことがとても重要です。
ルール作りをしっかりと決めておけば、結婚した後もきっと幸福度の高い暮らしを実現できることでしょう。